ダイエット中にやってくる甘いものの誘惑。どんなに頑張っていても甘いものの誘惑に勝つのは至難の技。
今回はダイエット中に食べたくなる甘いものとの付き合い方について解説していきます。
ダイエット中でも甘いものを食べても大丈夫!
結論からいうとダイエット中でも甘いものは食べられます。
しかし、食べるのと食べないので比べれば、もちろん甘いものを控える方がダイエットの効果は早く出ます。
それを踏まえた上で、甘いものを食べながらダイエットを成功させる方法を解説していきます。
そもそもなぜ太る?
脂肪の過剰な蓄積を太ると定義した場合、基本的には摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって下記のような変動が起きます。
- 消費エネルギー(カロリー) > 摂取エネルギー(カロリー) = 痩せる
- 消費エネルギー(カロリー) = 摂取エネルギー(カロリー) = 現状維持
- 消費エネルギー(カロリー) < 摂取エネルギー(カロリー) = 太る
基本的にはこの原理が成り立ちます。そのため、炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素から得られるエネルギーが消費エネルギーを上回ると、余ったエネルギーが脂肪として蓄えられることになります。
炭水化物(糖質)、タンパク質はそれぞれ4kcal、脂質は9kcalのエネルギーを持ち、これらをエネルギーにして私たちは体を動かしています。
栄養バランスの偏りも太る原因に
消費カロリーと摂取カロリーのバランスが保たれていても、栄養バランスの偏りによって脂肪が蓄積される事があります。それは糖質の過剰摂取です。
糖質は体内では、筋肉や肝臓に蓄えられていますが、この蓄えられる量には限りがあります。そのため、筋肉や肝臓に蓄えきれなかった糖質は脂肪に変換され、体脂肪として蓄積されるのです。糖質は1日に必要なエネルギーの50~55%くらいにしましょう。
また、特に不足しがちなタンパク質やビタミン、ミネラルを積極的に摂取しましょう。
甘いものは脂質と糖質のダブルパンチ
甘いものがなぜ太りやすいかというと、太る原因にあげた上記2つを満たすからです!
ショートケーキとアイスを見てみるとどちらも脂質と炭水化物(糖質)で構成されている事がわかります。脂質は他の栄養素に比べ、1gあたり9kcalと倍以上のエネルギーを持つため、エネルギー過多になる可能性があります。また、糖質は過剰に摂取すると脂肪として蓄積されるとともに、血糖値を乱降下させ、食欲を増進させます。
これらを踏まえた上で、どう付き合って行くのかを考えていきましょう!
ダイエット中に避けたいお菓子とは?
できる事なら避けたいお菓子を紹介していきます!
- ミルクチョコレート
- ポテトチップス
- カロリーバー
パッケージの裏面にある成分表示を見て、カカオより砂糖が先に書かれているチョコレートは砂糖がたっぷり。選ぶなら、カカオが70%以上のものを選択しましょう!
炭水化物であるジャガイモを油であげているポテトチップスは脂質と糖質の塊です。美味しいですが、ダイエット中には要注意!
体に良さそうですが、カロリーメイトなどのバーは効率よくエネルギーを補給するものです。ダイエット中に食べるとエネルギー過多の原因になることも。
太らない甘いもの(おやつ)の選び方
- 糖質が少ないもの
- たんぱく質が豊富なもの
- 1日に必要なエネルギーに収める事
糖質の過剰摂取による脂肪の蓄積を防ぐことはもちろん、精製されている砂糖などは吸収が早く、血糖値の変動により、食欲を増進させます。チョコレートなどを1つ食べると止まらなくなってしまうのも理由があるのです。
甘いものは脂質と糖質が多く含まれます。そもそも脂質と糖質は普段の食事からも多くとれるため、出来るだけタンパク質を含むものを選びたいところ。
どうしても普通のアイスやケーキが食べたい場合は、1日に必要なエネルギー内に収まるように他の食事をコントロールしましょう。
ダイエット中にオススメな甘い食べ物
プロテインバー
コンビニなどで様々な種類が販売されていますが、ナチュラルローソンで販売しているOneのプロテインバーがオススメです。
一本でタンパク質20g含有で、砂糖が1gしか使われていません。砂糖は少量なので依存性も少なくないのもオススメポイント!なのに甘くて美味しく食べられます。
sunao
グリコから販売されているSUNAOのアイスは一個あたりのエネルギーが120kcalで炭水化物が19g(半分は食物繊維)。不足しがちな食物繊維を摂取することも出来ます。
また、きな粉をかけて食べたり、ダイエット中でもできるアレンジがありオススメです!
SUNAO<発酵バター>小袋
同じくグリコから販売されているSUNAOのクッキー。エネルギー154kcal、炭水化物18.4g(糖質9.2g、食物繊維9.2g)でこちらも合わせて食物繊維を摂る事ができます。
ダイエット中は飲み物にも気をつけよう
食事を意識していても、落とし穴となる事があるのが飲み物。ミルクティーやココア、コーヒーショップの期間限定の飲み物には大量の砂糖が含まれていることも!食べ物と違い何気なく飲んでしまっているものにも気をつけましょう!
オススメなのは
- コーヒー
- 水
- 緑茶
コーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼をサポートする働きがあります。「筋トレの効果をあげる!【カフェインの効果を解説】」
ミルクや砂糖を入れると、大量の糖質を摂取することになるので、できればブラックがオススメ。
水は体の中の様々な働きをサポートします。水分不足にならないように意識的に摂取しましょう。「サプリメントより重要?【1日に必要な水分量となぜを徹底解説】」
緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用、免疫アップ作用があります。また、利尿作用もあ理、デトックス効果も期待できます。
まとめ
- 摂取カロリーと消費カロリーのバランスを知ろう
- 糖質と脂質の多いものは出来るだけ避けよう
- 不足しがちなタンパク質、ビタミン、ミネラルを含むものが理想
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